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探偵と興信所の違いとは

調査依頼を検討して、業者を探してみると「〇〇探偵事務所」や「〇〇興信所」などの表記が多く目につくのではないでしょうか。

どちらも調査を行う会社ではありますが、探偵は個人調査向けで、興信所は企業などの調査を行うものとされていました。

それぞれの成り立ちや由来、現在に至るまでの変化や違いについてご説明してきたいと思います。
探偵と興信所、いったいどちらに依頼したらよいのかと迷っている方は、是非ご参考になさってください。

探偵と興信所の違いとは?

探偵と興信所では業務内容は主に以下のようになっています。

【信用調査】
婚前調査や、雇用調査、取引先などの調査が多い。
婚前調査は、ご両親からの依頼も多くなっています。

【素行調査】
尾行調査や、行動調査を主に行います。
依頼の多くが、浮気/不倫調査となっています。

同じような業務内容になっていますね。
実は、現代では探偵と興信所明確な区分はなく、特に社名の区分も重要視されていません。

しかし、戦前からあった探偵と興信所のそれぞれの成り立ちや歴史を見ていくと、業務において明確な違いがあった事がわかります。
それでは、かつての探偵と興信所の違いを詳しく見ていきましょう。

それぞれの歴史について

◆探偵◆
現在の探偵業の基盤は“岩井三郎”という元刑事が作ったといわれています。
岩井は明治28年(1895年)に刑事を退官し、東京にて日本初の「探偵社」を設立しました。
刑事時代の捜査方法を活かして、尾行・張り込み・聞き込みを行い、調査対象者に身元がバレないように綿密に調査を行ったとされています。

当時から、探偵業は一個人からの調査依頼が多かったため、主な依頼内容は「浮気調査」「信用調査」「行方探しの調査」だったようですが、現在の探偵者と違うのは新聞などで報道されるような事件物も手掛けていたようです。
とはいえ日本初の商売、現代とは違って新しい事をすぐに受け入れるような時代ではないので、社会的信用を得るまでに10年かかったとされています。

岩井は間違いなく日本探偵業界のパイオニアといえるでしょう。
岩井三郎が生きた時代を想像すると、江戸川乱歩の小説に出てくる「明智小五郎」が彷彿として浮かんできます。

◆興信所◆
興信所は設立当初は企業の「信用調査」を主に業務として行っていました。
現在の帝国データバンクや東京商工リサーチに相当します。

日本で初めての興信所は、当時の日本銀行理事の“外山修三”が「商業興信所」を設立したことにより始まりました。
この背景には明治維新後商工業が盛んになった事で、企業間の取引が重要視され、取引先の「信用調査」という需要が高まった事に基づいています。


興信所の調査員は基本的には、調査対象者に身分を明かして調査を行っていました。
身分を隠して調査を行う探偵との大きな違いと言えます。

現代の探偵と興信所の違い

探偵と興信所を設立の経緯などの違いから見てみると、明確な違いが存在していたことがわかりました。

しかし、時が経つにつれ探偵も興信所も業務内容の違いはなくなってきました。

漠然と、興信所は「婚前調査」「雇用調査」探偵は「浮気調査」「素行調査」というイメージをお持ちの方も多いようですが、実際にはそんな線引きはありません。
今や、探偵と興信所は同義語ともいえるのではないでしょうか。

調査依頼を検討していて「探偵」か「興信所」かで考えるのではなく、むしろ個々の業者によって、得意分野や特色が異なると捉えるべきでしょう。

依頼を検討している業者をインターネットで検索して詳しく調べてみたり、相談時に得意分野や特色をご自身の目と耳でしっかり情報収集し、見定めていくことが大切なのではないでしょうか。

参考:➡沖縄 探偵 興信所の選び方についてはこちら

いかがでしょうか。

「探偵と興信所の違いについて」その他に不明な点や、確認したいことなどがありましたらお気軽にお問い合わせ・ご相談ください。

エール総合探偵社 沖縄探偵は、親切・丁寧を心がけておりますので、小さな疑問につきましても詳細にご説明致します。

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